実は十二単や黄櫨染御袍よりも私が興味があったのは、天皇皇后両陛下が即位礼正殿の儀の前にお召しになった白装束。この色にも意味があります。白は最上級の神聖な色として神事の時に着用します。普通神事は宮中内部でやるものですし、大嘗祭は夜中の神事なので一般人が天皇陛下の官位束帯姿をじっくり拝見することは出来ませんし、まして雅子皇后陛下のお垂髪&白い十二単姿を見られたのは超レアと言えたのではないでしょうか。純白に薄桃色の袴が素敵!皇室に慶事があるとその年は雛人形やブライダル衣装で十二単が流行りますが、白無垢衣装でも小物を桜色や桃色にするのが流行るかも!