非常勤講師を務める高校で美容コース生徒に着付けを教えています。地元の夏祭りや高校オープンスクールの美容ショーの為、浴衣を一人で着られるよう生徒達は頑張っています。1年生のうちは左と右の合わせが逆だったり、つんつるてんな丈、逆にズルズル引き摺ってしまう子もいますが、3年生にもなると10分程度で着る事ができ他装まで上手にできるようになる生徒もいます。自分がお祭りに行った時だらしなく着ている人を見ると直したくなるとの発言も聞こえてきます。中には着付けの勉強をもっとしたいと言ってくれる子まで…着物は面倒、着物は現代にそぐわない?の意見が多い中、和文化や着物を好きになる若い人が増えてくれるのがとてもうれしく自分の仕事の励みになります。