COLUMN

成人式で振袖を着用する理由

振袖は江戸時代から存在し、明治時代には未婚女性が特別な場で着用する「第一礼装」として位置づけられました。現代でも特別な日の晴れ着として広く認知されています。

特徴的な長い袖を振ることで、厄を払い除けると信じられてきました。そのため、振袖には安全を祈り、厄を払い、幸せに過ごしてほしいという願いが込められています。祖母や母から代々受け継がれてきた振袖を身につけることは、その願いを受け継いでいく意味もあるといわれているのです。

また、成人式は大人になったことを祝う、一生に一度しか経験できない重要なイベントです。この日に第一礼装の振袖を身に着けることは、新たな人生の門出を盛大に祝い、社会の一員として大人になるための通過儀礼といえます。また、自分自身の成長した姿を家族に見せる大切な瞬間でもあります。

成人式に振袖以外を着る方も多い

振袖は成人式の定番衣装ですが、最近では振袖以外の服装を選ぶ方も増えています。理由としては、自分の個性を表現したい、伝統や慣習にとらわれずに別の選択肢を選びたいなどです。

また、着物の動きにくさや準備にかかる時間、着付けの手間などが負担になると感じるケースも少なくありません。成人式に振袖を着用する場合、1年以上前から自分好みの着物を探すこともあるでしょう。さらに、振袖一式のレンタルや購入には約20～30万円ほどの費用がかかります。このような費用面から、振袖以外で参加する方も多いです。

スーツや私服などの選択肢の中で、ドレスを選ぶ方もいらっしゃいます。自分らしい個性をアピールできるため、人気を集めています。

成人式の服装で迷ったら！

一生に一度の成人式を大切にしたいからこそ、服装選びで迷う方は多くいらっしゃいます。対処方法として前撮りのときは振袖を着用し、当日はドレス風にアレンジするといった方法もおすすめです。

代々受け継がれてきた振袖を着てみたいという思い、家族に成長した自分の姿を見せたいという思いを叶えながら、従来とは異なるスタイルを楽しめます。また、前撮りは成人式の前に写真撮影を行います。そのため、当日は忙しくて余裕を持って撮影するのは難しいときも、特別な瞬間をきちんと写真に残せます。

ORANJOUR（オランジュール）では、ザ・オリエンタル和装®による着付けで、最高に可愛い成人式のお手伝いに取り組んでおります。大切な振袖を着付けの技術だけでドレス風にアレンジできるため、式典当日は振袖姿、撮影会はドレス姿で過ごすことも可能です。

振袖特有の絵柄の美しさを活かしながら、特別な日の装いに最適なドレスへと変身させますので、お気軽にご相談ください。