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【誕生色】青藤色
【色言葉】人づきあい・情熱・洗練
【パーソナリティー】すべてがお洒落なベストドレッサー
【パーソナルカラー】サマー
　
藤のシーズンになりましたね、そして今日の色は青藤色。薄い紫みの青です。藤色は伝統色として平安時代のころから女性たちに愛されている色です。

藤色と平安時代と言って想像するのは、源氏物語。光源氏の義母であり愛した女性が藤壺中宮。その藤壺中宮の姪が紫の上。彼女を幼少時代から手元で育て理想の女性にした・・・少し怖いですが。
すごく面白いなと感じるのは源氏物語に登場している姫たちの名前。光源氏が深く愛を求める高貴な女性。母親の桐壺更衣、藤壺中宮、葵の上、夕顔そして紫の上！みんな紫＝藤色

平安時代は藤原氏の天下、紫式部の主人である彰子中宮も藤壺に局を持つ「藤壺女御」であったし、藤原一族出身の彼女自身も「藤（紫）式部」と呼ばれていました。

紫色はステータスの色でもあったのは聖徳太子が定めた冠位十二階でもわかります。紫色をイメージさせつつ藤原氏を称賛する演出はお見事ですね～。