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【誕生色】鶯色
【色言葉】家庭・几帳面・向上心
【パーソナリティー】己の価値観を大切に育む芸術家
【パーソナルカラー】オータム
鶯(うぐいす)の羽の色。灰色がかった暗い黄緑。
江戸時代には四十八茶百鼠といわれるくらい、茶や鼠色などくすんだ色みの色名が多数できました。
武士をはじめ町人はみな倹約に務めるように!との奢侈禁止令は度々出ていましたが、しだいに商人達はどんどん贅沢になり、着るものも豪華絢爛になっていき、ついに幕府は身分によって着ていい素材や色を定めました。
生地は麻・綿、色は茶・鼠色・藍色。しかし華やかな色の着物を着る事ができなくなった人々は限られた色でも、人とは違う個性を出したいということで、様々な色を生み出し、粋でかっこいいブームを作りお洒落を楽しんだそうです。
現在は自由に色やデザインを着れますが、逆に人と同じ色を着ていると安心という方が多い様な…。流行しているから!人と同じ!では自分の個性がなくなってしまうのは残念な気がします。自分の色素と一番調和する似合うパーソナルカラーを自信をもって着てほしいです。
写真の半襟はオータムの鶯色に、同じくオータムの朱色と白茶の刺繍が施されています。振袖の襟元に華やかな刺繍半襟で個性的なコーディネートになりますね。
写真:半襟 こだわり着物専門店キステ