いよいよ東京オリンピックパラリンピック開幕となりました。
弓道・空手・合気道は少しだけかじった程度で、あまりスポーツに縁のない私ですが、色と古代史の方向からこの東京オリンピックを興味深くみております。

まず一つ目は各国選手団のユニフォーム。
毎回大会に向けて各国の国旗や風土に沿ったユニフォームを着て選手関係者が開会式に参加しているのがとても興味深いです。

日本といえば前回東京オリンピックのユニフォームは男女とも赤ジャケットに白ボトム(スカート・パンツ)。いわずとも知れてた日の丸国旗の色をモチーフにしてます。
当時の人々から見れば男性が赤いジャケットを着るのは考えられなかったそうです。いまでもお笑い芸人の方の衣装くらいでしょうが、カジュアルなジャケットやスポーツウエアでは男性もカラフルな色のものを着られていますので、オリンピックがファッション意識を変えたきっかけの一つなのかなと感じます。

そして冬の長野オリンピックでの日本選手団の藍色のジャケット。ジャパニーズブルーと言われました。とても素敵で当時一般の人も抽選で買うことができました。私も申込しましたが見事に外れ!!
サッカーや野球ファンの方たちはユニフォームを観戦する時選手と一体となるために同じユニフォームを着て応援しますが、街着としても着れるこのジャケットはとても人気がありました。

今回の東京オリンピックでもエンブレムロゴ問題で色々ありましたが、伝統的な市松模様をモチーフにした藍と白のロゴのスカーフなどとても素敵です。小池都知事のパーソナルカラーとも一致していますね♬

この藍の市松は夏の暑いときの藍染は見た目を涼しく感じさせてくれます。浴衣やそうめんの器、うちわ、のれん などにもよく藍色が使われています。色からも風を感じさせてくれているようです。

赤も藍も日本の伝統色としてなじみのある色、藍の伝統色名には勝色というのもあります。武将に好まれ、兜の紐色や着物にも用いられていました。武士道精神の宿る日本人。思いは色々あるとおもいますが選手のみなさんが健康に持てる力を出し切って記録記憶ともに最高なものになりますように!お祈りながらお部屋で楽しく開会式を鑑賞したいと思います。